Big Bill Broonzy- ビッグ・ビル・ブルーンジー – “DO THAT GUITAR RAG 1928-1935”
USA / LP / Stereo / Yazoo L1035 / Rec 1930s / Pub 1973
戦後シカゴ・ブルースのプロトタイプを作り上げ、後期にはマディー・ウォーターズなどと同じようなブルース・バンド編成で作品も残した、R&Rまでブルースをひっぱりあげてきたとも言える巨人。卓抜した指捌きに角ばった骨のあるピッキング、この時代のビッグ・ビル・ブルーンジーのギターは戦前カントリー・ブルースの文句なしの最高峰。これはヤズーからの単独編集盤2作目。バックワーズ・サム・ファークもカバーしたギター・インストA1から薄暗い弾き語り、女性ブルース・シンガーのバッキング、ホーカム調のナンバーなどなど、幅広いレパートリーから多彩に選曲された全14曲。
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Sleepy John Estes- スリーピー・ジョン・エステス – “BROWNSVILLE BLUES”
USA / LP / Stereo / Delmark DS608 / Rec mid60s / Pub 1970s?
■スリーピー・ジョン・エステス、再デビュー後の大名盤。
サンの録音以降行方知れずとなり、ビッグ・ビルさえあいつは死んだと言ったりもしていましたが、なんと60年代に発見され、再び録音を開始したエステスの名作。豪快に濁った音で横倒しになるような痛烈な冒頭曲から、戦前メンフィスの掘っ立て小屋のライブ会場にワープしてしまったかのような錯覚におちいる生々しい内容。ハミー・ニクソン(Harp)とヤンク・レイチェル(ギター)もこの頃奇跡的に発見され数曲に参加。
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People Of Polynesia, Melanesia- ポリネシア、メラネシアの人々 – “PACIFIC ISLANDS”
Japan / LP / Stereo / Philips PC5605 / Rec 1970s / Pub 1978
■ポリネシア、メラネシアの島々の民俗音楽を収録した一枚。
ニュージーランド、タヒチ等知られた国から、ワリス諸島、ロヤルチ諸島、ソシエテ諸島など初めて聞く島々の音楽を収録した、日フィリップスの現地録音盤。常夏の国の白い砂浜とサブ・タイトルにあるように、そういうトロピカルなムードのものもいいのですが、密林の奥地で録音されたようなものが特に面白い一枚。
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